【大学の先生が、特別支援学校で特別講義をしてくれた話】

公開日 :

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「腫れ物に触るような接し方をされると辛い。手を差し伸べてくれると嬉しいけど、かわいそうって思わないでほしい。みんなと対等に付き合いたい。」

特別講義の最後に、ある生徒が言ったのでした。

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千葉大学時代のバンドサークルの仲間で、現在は芝浦工業大学デザイン工学部にて教鞭をとる、蘆澤雄亮(あしざわゆうすけ)准教授、通称「あっしー」が、僕の前職の特別支援学校で特別講義をしてくれました。

障害当事者の生徒たちが、同じ障害をもつ人たちに向けた「服作り」をしていて、これから具体的なデザインを考えていくのですが、そもそも「デザイン」が何かを知りません。

ということで、デザインのプロにお願いをして教えてもらうことに。

現役の大学の先生が、特別支援学校で講義をしてくれるなんてかなりレアな経験ではないでしょうか。
ありがたいです。

授業では

・デザインの目的

・デザインの基本構造

・アートとの違い

などを教えてもらいました。

そして
「デザインとは『誰かのために何かを生み出すこと』」
という言葉。

車椅子だからこその、とてつもなくかっこいいデザインがあるはず。

そんな言葉を聞きながら 
「僕らにだってできる。周りのみんなが思うほど、僕らは不便じゃないし、ましてや不幸では決してない。僕らにだってできることがある」
という熱い想いがこみ上げての、冒頭の言葉に繋がったんだと思います。

僕らの大嫌いな言葉に
「障害者だから」「障害みたい」
というものがあります。

僕も生徒と一緒に、こんなこと言うやつをぎゃふんと言わしながら、生徒たちだからこそできるデザインを一緒に考えたいなと思いました。

可能性は誰だって無限大じゃけぇ。

年度末の忙しい時に無茶なお願いを受け入れてくれたあっしー、ほんまありがとう!!

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